グッドニュース月刊誌 証 4月号
信仰のマインドがある
私は最も幸せな福音の働き手です

息子が自閉性発達障害2級、IQ 50、小学校4年生以上の学習は不可能だと判断され、絶望から抜け出す他の方法がなく、「ミンソプは正常」だ。問題ないと言われたみことば一つを受け入れただけなのに、神様が言葉では言い表せない大きな幸福をくださった。 「信仰のマインド」を伝えて生きる私は、最も幸せな福音の働き人です。
投稿|アン・ヒョンジ(グッドニュースウォンジュ教会)
今私は3人の子供のお母さんであり、今年で29年目となる小学校教師です。最近は聖書の知恵で教える「マインド教育」講師としても活動中だ。教育大学に入学してから今までいつも「教育」という状況に触れ、数々悩みながら過ごした。個人的な時間と金銭を使って生徒たちに近づこうと努力しました。私の努力である意味では学生たちが変わっているようで、そんな姿にやりがいを感じて幸せな瞬間もありましたが、時間が経つにつれて学生たちはますます荒くなって教師を無視し、両親たちは教師を信じずに誤解だけ積み上げていった。初めての情熱と愛は冷えていき、肯定的なマインドも力を失って大体適度に教えるのがお互いのために一番良いと思った。限界にぶつかって越えて行くことができなかった。
次男ミンソプが自閉性発達障害の判定を受けた
母親としての限界はさらに大きくなった。私は同じ課の先輩と結婚して夫婦教師で教職生活をして認定も受けて三人の子供を産んで育てている。人生が計画したようにうまく展開しているようだったが、次男のミンソプが自閉性発達障害2級、IQ 50、小学校4年生以上の学習は不可能だと判断された。当時住んでいた江原道両区からソウルのサムスン医療院まで1年の間に検査を受けに通った。医師は私たちの夫婦に特別に心を尽くしているが、検査が終わる頃にこのような勧告を付け加えた。 「子供を癒そうとあまり苦労しないでください。ただリラックスして両親の人生を生きてください。そうしないと、全ての家族が壊れることになります。」
医師先生が私たちを心から心配していることが感じられて感謝すると何度も挨拶をして出てきたが、いざ家に帰ってくるからそうはならなかった。他の人は知らなくてもお母さんである私はミンソプを置いて私の夢を広げ、映画を見て、遊びに通うということがいくら考えても不可能だった。
「いいえ。全部じゃなくても少しは良くなれないだろうか?頑張って頑張れば方法があるの?」私は希望のひもを置かずに肯定的なマインドでできる限り、すべてのものを見つけて試してみました。
ところが心の世界は本当に不思議だった。努力すればするほど、より深い絶望に陥ってしまうのだった。
「ああ…いくらやってもダメなのね。」
まるで沼の中を歩くように力を与えれば与えるほど痛みはよりひどくなった。
医師がなぜ直そうと努力してはいけないと言ったのか、ようやく理解できた。お母さんの愛情のある愛と犠牲、希望を持つ肯定的な心でも人間の限界を超えることはできなかった。
「ミンソプには何の問題もありません」
心が崖っぷちに行くので、それで神様のことを思った。私は高校生の時代に救われました。悔い改めの祈りで罪を洗うのではなく、イエスが十字架で亡くなられて私のすべての罪をすでに洗っておられたことを知りました。
「わたしは、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すことはしない。」
(ヘブル人への手紙 10章17節)と言われるみことばを聞いて罪の赦しを確信した。

写真説明
「ミンソプは正常だ。問題はない。」の信仰のマインドを教えてくれた
パクオクス牧師と(真ん中の子が5歳のミンソプ)
ところが、大学に進学した後、忙しい日々を過ごしながら、だんだん教会と遠ざかっていった。「たった1ヶ月だけ教会に行かないだけで4月からは教会に行くんだ」そうやって先延ばしになった1ヶ月が結局10年になって、ミンソプが問題で限界を迎えて教会に戻ってきた。
「あ!これはただの病気じゃないよ。神様が私を探している手なの?」
限りなく涙が出た。私を忘れずに探してくださる神様の愛の前に心が崩れた。
そうやって息子のミンソプについて全てを諦めていた時、パクオクス牧師先生に会った。牧師先生が聖書を通して聞かせてくださった言葉は医者の言葉と180度違った。ミンソプが何の問題もない正常だということだ。牧師先生の言葉をもう少し聞いてみると、絶望に陥った私に力を入れてあげようとする単純な慰めの言葉ではなく、実際の事実だった。二千年前、イエスが十字架で亡くなった時、その血で人間のすべての罪と病気を終わらせて、私たちを永遠に完全にされたので、神様はミンソプを罪人と病人ではなく正常として見るということだ。本当にそうだった。医者は理論と経験によって医者が見た視点を話してくれたことで、パクオクス牧師は聖書に基づいて神様の視点を話してくれたのだった。
「この子には何の問題もありません。正常な子供と同じように育てればいいです。」
残ったのは私の選択だった。医者の言葉を受け入れるのか、牧師の言葉を受け入れるのか•••正確に考えてみると他の選択の余地がなかった。医者の言葉を受け入れれば一生障害児の母親として生きなければならないし、牧師先生の言葉を受け入れれば正常児の母親として生きていくからだった。
そして何よりも二千年前にすでにイエスが終わらせてしまったことだったので、私が言い争うことはなかった。悩む必要もなく牧師先生が言ってくださった神様の視点を心に受け入れ、その時から私の心の中でミンソプは正常児になった。そしてミンソプのことをきっかけに夫をはじめ、私たち家族みんな罪の赦しを受けた。
変わったのは他でもない私の心だった
そうやって心の痛みは解決されたが、目に見えるミンソプは相変わらずこの傷ついた行動をした。また選択の分かれ道に置かれた。私が心から正常と信じているミンソプが、そして目に見える変な行動をするミンソプが。ところが、ここで押されたらまた昔の苦しい人生に戻ることが明らかだった。もう一度首を横に振った。
「いや、私の心にある正常のミンソプが正しい。」
「じゃあ私の目に見えるあのミンソプは何?」
「あのミンソプが?そう、正常なのに変な行動をすることができる。子犬が好きな子が子犬と遊んで、子犬のように四本足で這い回りながら遊んだりもするじゃない。じゃあどうするの?そのままにしておいて?ねえ、お前は人間だ。だから起きて二本足で歩かなきゃ!と起こして教えなきゃ。
ーー残ったのは私の選択だった。医者の言葉を受け入れるのか、牧師先生の言葉を受け入れるのか....。正確に考えてみると他に選択の余地がなかった。ーー
正常なミンソプが自閉症児がする行動を習って真似しているのだから、ミンソプに正常な子供の行動を教えて変えてあげればいいんだよ。ミンソプは二千年前にすでに正常児になったから。
真っ暗だった心の洞窟の先に小さな光が見えた。洞窟がトンネルに変わった。そしてその夜、うがいをした水を吐き出すことから教えた。何年も教えずに叱ってもミンソプはうがい水を吐き出さず、そのまま飲み込んでしまったので、ちゃんとした歯磨きを諦めてハンカチで拭いてあげていたのに、その夜は本当に決心してあらゆる手段を動員して教えた。夜12時まで激しくミンソプと戦った。
「今回は本当にミンソプが変わるんだな」と思ったが、結果は正反対に真の私の敗北だった。ミンソプは最後まで頑固さを崩さずに泣きながら反抗してリビングの床で眠りについた。
ところで、ミンソプは変わったことが一つもなかったが、変わったことがあるということを強く感じることができた。他でもない私の心だった。前は努力してダメならもっと大きな絶望に陥って諦めるしかなかったが、その時は全く絶望的な気持ちが湧かなかった。
「そう、ミンソプ。君がそうしてみたとしても、どうせ君は正常だよ。正常児は正常児の行動をしなければならないんだ。私たち明日また喧嘩しよう。そしてミンソプをベッドに寝かせようと抱いて立ち上がったが、ミンソプがぱっと自分の目をぱっと開けて立ち上がってトイレに走って行った。そして見ろというようにこの歯磨きカップで3回水を吐き出した。その夜、私は本当に熱い涙を流した。もしミンソプが私の目の前でそうしなかったとしてもミンソプは正常だ、その通り。十字架で正常になったのが事実だから。ところで、神様がミンソプを通じて神様の栄光を現し、イエス様がなさったことを知らずに苦しんでいる人たちに知らせるようにそのように働いたという気持ちになった。
美しい戦いの連続
その事件から今までミンソプの人生は美しい戦いの連続だった。大小便の選別法、箸の持ち方まで一つ一つ教えて最後まで戦った。絶対に先に手伝ったり、寛大に渡さず、正常な姉と同じ方法で養育した。学校も障害児特殊学校ではなく一般初等学校、一般学級に入って他の友達と同じように勉強しながら過ごすようにした。パクオクス牧師の言葉を通じてすでに正常だという信仰を受けた息子だったので、いくら変な行動をして思いもよらない結果が出ても問題にはならなかった。肯定的なマインドでも絶対越えられなかった限界を嬉しくて幸せに越えることができた。
その後、ミンソプは一般小学校全校児童会長を務め、リンカーン高校の寮生活を経て、4年制大学英語学科を卒業してアメリカに1年間ボランティア活動も行ってきた。今は自分のように苦しんでいる人々に神様の愛を伝えたいとグッドニュース神学校に志願して訓練を受けている。IQ50では絶対にできないことをしているのだ。人々は到底信じがたい少数の奇跡だと言うだろうが、神様の愛ではあまりにも簡単でありがたいことだ。
これがまさにパクオクス牧師が開発して教えてくれた信仰のマインドだ。
信仰のマインドが世界最高のマインドだ
私が直接経験することになったこの信仰のマインドについての話をする時、比較して一緒に言及するのがグリット(GRIT)だ。グリットはアンジェラ・ダークワースという博士が発見したものだが、要約すると情熱的粘り強さと表現することができる。

写真説明
1.ミンソプの小学校全校児童会長任命式
2.サンジ大学校英語学科4年課程を勉強して卒業した。
3.現在グッドニュース神学校に入学して訓練を受けている。
成功した人々は知能や才能が優れていて、親や環境が良い人ではなく、グリットが強い人、つまり数多くの失敗にも諦めずに最後まで努力する人だということだ。グリットの発見は多くの人に希望になった。「ああ、私も頭が悪いけど、経済的な状況は良くないけど、諦めずに最後までやれば成功できるんだな」と思うようになった。
ところでアンジェラの講演を見ると、興味深い点が見つかる。多くの親と先生たちの「どうしたら私たちの子供たちがグリットの強い学生に成長できますか?」という質問にアンジェラの答えは簡単だった。
”I don't know.”
数多くの時間にわたって研究して成功要因を理論的に見つけ出したりはしたが、実際の生活に適用する方法は正確には知らないということだ。人生の中でグリットを実践できないから、人々はまた限界に出会い、諦めるしかないないのだ。
ところがパク・オクス牧師が入れてくれた信仰のマインドは、多くの心理学者が研究する肯定的なマインドとは全く違う次元のものだった。目の前に見える境遇を無視して、すでに全部成し遂げられたと信じる信仰のマインドだから諦められない。ただ過程を楽しむだけだ。失敗はありえないし、ダメなことはない。それがパクオクス牧師が聖書を通して教えてくれた世界最高のマインドだ。
信仰のマインドを通じて福音を伝える
牧師先生から流され受けた信仰のマインドで私の心が変わり、私に流れてきた信仰のマインドがミンソプに伝えられ、今はミンソプが誰かに希望を伝える人になったという話をした時、実際に多くの階層の人々が聞いて驚いた。
2月には1週間、台湾の高雄マインド教育に参加した。キムジャンフン宣教師が高雄市内の小・中・高校と政府機関、そしてYMCA、住民自治会、長老教会など11か所での講演日程を準備してくださり、行くところごとにこの信仰のマインドについて講演した。多くの方々が感動して宣教師と連絡先を共有し、その中の何人かは直接教会まで訪れて救われたりもした。台湾も韓国のように親たちが子供の教育について関心が多いが、スマートフォンとゲームに没頭して精神的な問題を患っている子供たちのせいで多くの限界を感じていた。
その中で一番記憶に残る方がいる。高校の先生だったのに最後まで聞いて最後に手を挙げて質問した。
「先生の講義をとても感動深く聞いたんですが。どうやって違うことを信じられますか?黄色をどうやって赤だと信じられますか?ただ心の中で泣くようなふうに考えなければなりませんか?」
「ところで先生、実際に私たちの目に見えるものと合わないものがあまりにも多いです。今この地球がものすごく速く回っているのに、

写真説明
左)台湾でアン・ヒョンジ姉妹のマインド講演を聞いて息子の問題を相談しながら救われた教師 右)台湾にある大仁中学校校長及び教師、学生100人が講演を聞いて大きな関心を示した。
それが見えていらっしゃいますか?地球が回る音が聞こえますか?見えなくて聞こえなくても地球が回るのは厳然の事実です。」
私の言葉に先生はうなずいて、講演が終わった後に私を訪ねてきた。先生にもADHDのせいで行動障害を患っている息子たちがいるが、お母さんとして教師としてしてあげられることがなくてとても大変だと涙を流した。この先生には本当に神様の能力が必要だという気持ちになった。それで教会に招待した。
「先生、私が今日まだ話せなかった信仰のマインドがあります。この部分をお話ししたいのですが、私が平日には時間がありません。日曜日に先住民たちが住むサンジョク村の教会で礼拝をささげる予定ですが、もしそちらに来られますか?」
数日後、先生が2時間ほどかかる山道を運転して礼拝に参加した。礼拝の後、先生にヘブライ書10章14節の言葉で福音を伝えた。
「キリストは聖なるものとされる人々を、一つのささげ物によって、永遠に全うされたのです。」(ヘブル人への手紙 10章14節)
先生は人が良心の影響を受けるのにどうやって罪を犯しているのに義人だと言えるのかと疑問を表明した。

写真説明
4年前から始まったウォンジュ市民のための保護者教育プログラム<父親学校>
参加者がどんどん増えて、地域のマスコミと教育庁の関心を受けている。
先生、私はミンソプが変な行動をしてもそれは目に見えるものに過ぎず、ミンソプが二千年前の十字架ですでに正常な子供になったという神様の視点を受け入れました。そうしたら実際にミンソプが病気から治りました。罪も同じです。今罪を犯すのは事実ですが、イエスが永遠の贖罪を成し遂げて罪の代価を全て払ったので、行いと関係なくすでに義になりました。神様はそのイエス様を通して私たちを見てくださるから義とおっしゃるのです。その神様の視点を私たちの心に受け入れるのが信仰です。
永遠の贖罪について詳しく説明しましたが、先生が救われた。実は子供のせいでとても苦しくてここまで訪ねてきたのに、聞いてみるとむしろ息子のせいで神様の世界を知るようになったと言ってとても喜んでいた。
私は最も幸せな福音の働き手
私は学校で長い間人格教育をして、人の心を人格を育てて変えるということがほぼ不可能だということを感じた。学生たちが心の世界に目を開けて、新しいマインドを悟るのが人格教育の目標だという気がして、時間があるたびにマインド教育をする。ところがこれもまた、自分なりの効果を見るには学校でだけしてはいけないという限界を感じた。
家庭で両親が教師と同じ気持ちで指導してこそ効果が見られるということを感じたのだ。そのためには、教師と保護者の心が繋がらなければならないという必要性があった。生徒たちの心を正しく握ってあげるためには、必ずしつけなければならない段階が来るが、保護者が教師を信じてくれないと多くの問題が起こるからだ。
それで学級説明会を通じて保護者教育を始め、4年前からは非営利団体を作ってウォンジュ市民のための保護者教育をした。時間が経つにつれて家族プログラムに拡大され、家族ブックコンサート、家族明朗運動会、家族フェスティバルなど様々なプログラムで進行した。参加者が多くなり、地域社会の新聞や放送にも知られ、教育庁と教育部にも招かれて講演した。そうやって出会いを続けながら、特に困難を抱えて別に訪ねてくる方々には福音を伝えられる貴重な機会もよく持った。
私はパクオクス牧師が教えてくれた「信仰のマインド」の一番の受益者だ。その何をしても逃れられない絶望の前に何もできなくて言葉一つ受け入れただけなのに、神様が言いようのないほど大きな祝福をくださった。そして私が受けた福について口を開いて話しただけなのに、周りの人々の心にも幸せが伝わり、心が変わった。そんな変化を隣で見られるのも、またおまけでもらった大きな祝福だ。
神様の知恵が込められたマインド教育で思いっきり福音を伝えることができてとてもありがたい。私たちを完全にした主の十字架を通じて、私たちの心に感謝と愛をいっぱい満たし、福音のために心を尽くして働きたいと思わせた主を賛美する。イエスの十字架の中で私は最も幸せな福音の働き手だ
「神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕える者です。文字は殺し、御霊は生かすからです。」(コリント人への手紙 第二 3章6節)
