ハイチ こんにちは!6章「テモテ、そしてコンサート」−4
ハイチ こんにちは!
著者 イ·ハンソル
初版2023年8月17日3刷2023年12月20日
夢も生活の場も失ったハイチの人々に愛と希望を植え付けたイ·ハンソルの物語
夢を失って生きるハイチの子供たちに夢を植え付けるドリーム代替学校の教師と生徒たち
夢を植えるドリーム代案学校
困難があるけど、神様が助けて守るのに恐れるべき理由がなかった。暗雲がしばらく覆うかもしれないけど、私たちはいつもその場所で私たちを照らしている月を描いた。子供たちは活気を取り戻し、この喜びを私たちだけで持っていれば、神様が喜ばないという気持ちになった。早く早く人々に「あなたたちに向けた神様の心を一度見てください!」と叫びたい気持ちが上がり始めた。
耐えなければならないという気持ちで何ヶ月も過ごしたけど、その日以降耐えなければならないのではなく、神様から与えられた喜びを人々に伝えなきゃいけないという思いがした。何から始めるか、胸がドキドキした。
何ヶ月も学校に行けない人たちを見ると心が痛かった。教会に住む子供たちだけでなく、学校に行けない多くの子供たちが教会に訪れることが多くなった。子供たちには教会がもうすでに学校だった。リコーダーを教えてくれたら一晩中リコーダーを吹いて、テコンドーを教えてあげれば一日中蹴るだけの純粋な子供たちを見て、学校を始めようという気持ちになった。
役所が働かないから、すぐに認可を受けるのは期待しにくかった。教師は?教室は?本と机は?食事は?費用は?できないって言う理由は多かったけど、やるべき理由は明らかだった。子供たちをもう放っておけなかった。学校が閉鎖したおかげで、私たちはドリーム代案学校を設立した。聖徒たちが教師になって子供たちを教えたし、私は子供たちに毎日聖書を教えた。
車が通らない道路をしばらく歩いて、汗をかきながら大門に入る子供たちがどんなに可愛らしくて希望的だったか。御言葉を伝えるたびに、スポンジが水を吸い込むように子供たちが御言葉を吸い込むようだった。御言葉が子供たちの心に入ると、子供たちが信仰の話をし始めた。その子供たちはもう指さされたり、敬遠される子供たちではなかった。私たちは誰でも学べるように教会の扉を大きく開けた。毎日たくさんの子供たちが訪ねてきて、何よりも福音が子供たちに希望を与え、道しるべになってくれた。
都会は 相変わらず 暗くて 学校もまだ 何の 動きが なかったけど、私たちの心は新しい夢で溢れた。将来ハイチを変化させるドリーム代替学校だなんて、胸が張り裂けそうだった。